筑波山地域ジオパークの拠点施設であるかすみがうら市郷土資料館におきまして筑波山地域ジオパーク認定記念の企画展を開催する運びとなりました。つきましては、是非とも皆様に足をお運びいただきたく、お知らせさせていただきます。
特に、記念講演会では、農業環境変動研究センターの大倉先生をお招きし、お米と土壌の関係について、楽しくお話していただきます。大地と農作物の関係について知る絶好の機会となりますので、是非ともご参会いただきますよう、お願い申し上げます。
1 展覧会の名称 ちょっと昔の米づくり ~陸の発明家 本澤庄十郎~
2 会期 平成28年10月8日(土)~平成28年11月6日(日
3 会場 茨城県かすみがうら市坂1029 かすみがうら市郷土資料館
特別展示室
4 入館料 一般210円 小中学生100円
5 開催趣旨
稲作は、日本においては縄文時代の終わり頃から開始され、国を代表する農業となりました。また、長い歴史の中で、文化としても深く地域の人々に根付いております。今回の展覧会では、大正から昭和にかけての米作りの方法や道具、稲作にまつわる信仰、そして米作りの中で最も重労働であった耕転作業に、多大な効率化をもたらした発明家「本澤庄十郎」を取り上げます。本展覧会をとおして、土地と向き合い生きた先人達の苦労や、情熱について思いを馳せていただければと思います。
6 展示構成
かすみがうら市周辺の大地
大正・昭和の米づくり
発明家 本澤庄十郎
稲作と信仰
伝える 進める 米づくり
7 記念講演会
日 時:平成28年10月29日(土) 13:30~15:00
場 所:かすみがうら市郷土資料館研修施設(旧:歩崎公園ビジターセンター)研修室
かすみがうら市坂1029-1
演 題:『筑波山地域のお米、なぜ美味しい?土壌とお米の良い関係』
講 師:農研機構 農業環境変動研究センター 土壌資源評価ユニット 上級研究員 大倉 利明 先生
筑波山地域には、広く知られるようになった「北条米」などのブランド米や、地元の酒米を原料とした銘酒も数多くあります。筑波山地域ジオパークの魅力の一つである、豊かな大地と水から生みだされるお米について、田んぼの土とお米の関係を深く掘り下げて考え、美味しさの源泉に迫ります。
8 展覧会のお問合せ先
〒300-0214 茨城県かすみがうら市坂1029番地
かすみがうら市郷土資料館 029-896-0017
HP:http://edu.city.kasumigaura.ibaraki.jp/shiryokan/