桜川市門毛をはじめとした岩瀬盆地には、北は高峯や富谷山に雨巻山、南は雨引山や加波山などに囲まれた低地と緩やかな丘が広がります。
春は麦の緑、初夏は麦の実りの黄金色、秋は蕎麦の白い花と、北海道美瑛の丘を彷彿とさせます。背後の山は春のヤマザクラから新緑、秋の紅葉などが鮮やかです。
丘の地質は貝の化石も見られる粘土層からなり、50万年前には海の影響があったことがわかります。丘は益子町まで続いているので、粘土層は益子焼の原土の一部だと考えられます。また、周辺の山々は恐竜が栄えた2.1~1.5億年前の岩石からなり、江戸時代には、金の採掘をしていたことから、幕府天領になっていました。
今回は門毛散策をジオの視点からご案内します。
■日時
10月18日(日) *小雨決行、荒天中止
■集合場所と経由地(バス乗車位置)
桜川市役所真壁庁舎(8:30)→ 岩瀬駅(8:50)→ 岩瀬体育館ラスカ(9:00)→ 門毛多目的集会所(9:30)到着
■ハイキングコース
門毛多目的集会所 → 洞源寺(歴史の桜古木)→ 鶏足山の地層 → 陶芸家のローランドサクセ窯 → 門毛の丘 → 柳沢の丘 → (昼食) → 上の車・熱水鉱床 → 付加体の地質 → 斜面堆積物と丘陵の地質
※15時終了予定(時間は前後する場合がございます)
■服装・持ち物
ハイキングができる服装、帽子、運動靴など *マスク・飲み物をお持ちください。
■参加費
2,000円(昼食代、資料代、保険費用等を含む)*当日現金にてお支払いください。
■ガイド
住民ガイドと筑波山地域ジオパーク推進協議会認定ジオガイドが案内
■対象
茨城県在住の方(定員:先着20名)*定員になり次第締め切りとなります。
■その他
新型コロナウイルス感染防止対策として、乗車前の体温測定と健康状態の確認、バス車内や昼食等では3密の回避とマスク着用をお願いします。また、新型コロナウイルスの感染状況により、中止になる場合があります。
■申し込み方法
参加者全員の住所・氏名(フリガナ)・電話番号・生年月日・バス乗車場所を記入し、FAXかEメールもしくは電話でお申し込みください。
■問い合わせ・申し込み先
桜川市商工観光課
TEL:0296-55-1159
FAX:0296-23-8200
Eメール:syoukou_s@city.sakuragawa.lg.jp
■主催
筑波山地域ジオパーク推進協議会
■協賛
門毛美しいふるさとを創る会、つくば里山研究会
■ツアー詳細フライヤー