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ユニバーサルデザインを考えながら地質標本館に行ってきました(2022/8/5)

車椅子の方が感じることを教えてもらいました!

 

 2022年8月5日(金)に、筑波山地域ジオパークの自主グループ「UD検討会(仮)」の有志で障がいのある方とのツアーを実現するため、「つくばサイエンスツアーバス」を利用して、車椅子の方と一緒に地質標本館に行ってきました。
 筑波山地域ジオパークでは、2019年に第5回JGN関東大会を開催し、ユニバーサルデザインを学ぶジオツアーを実施しました。今回は、3月から休館していた地質標本館が再開したことから、その時のツアーコースの一部を実際に車椅子の方と一緒に回ってみました。
 スタートはつくば駅から。つくばサイエンスツアーバスは出入口に段差のないノンステップバスになっているため、車椅子で乗車することができます。スロープを設置していただき、座席をたたんで車椅子用のスペースを作っていただくことで、スムーズに乗車することができました。

『UD2』の画像

 つくば駅から産業技術総合研究所のバス停までは約15分ほど。バス停から地質標本館までは少し離れていますが、歩道が整備され、段差も少なく、車椅子でアクセスできました。今回は問題ありませんでしたが、道路にある小さな段差や少しの傾斜でも、車椅子の方には大きな負担になってしまうことがあるようです。

『UD3』の画像

 地質標本館からは産業技術総合研究所の方に御案内いただきました。入口に段差はなく、館内の通路も十分な広さがあり、随所にユニバーサルデザインへの配慮が感じられました。触って楽しむ展示やQRコードを活用した音声解説などの工夫もとても参考になり、楽しく見学することができました。

『UD5』の画像

 今回利用した「つくばサイエンスツアーバス」は、科学の街つくばならではの6つの研究教育施設を巡る循環バスです。通常は土日祝日のみの運行ですが、夏休み特別運行で8月28日(日)までは月曜日を除く平日も運行されています。また、謎解きゲームも同時開催され、大人から子供まで多くの方がパンフレットを片手にバスに乗っていました。

(参考)
夏バス発進! 2022夏休みサイエンスツアーバス特別運行情報『icon_外部リンク』の画像

 また、地質標本館の入館は事前予約制となっています。これから行ってみようと思っている方は、ホームページからの予約を忘れずにお願いします。

(参考)
地質標本館 見学のお申し込み『icon_外部リンク』の画像


『UD6』の画像

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  • 2018年11月5日
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