11月16日(金)につくば市立春日学園義務教育学校でジオパーク出前授業を実施しました。
今回は5年生の理科の単元「流れる水のはたらきと土地の変化」の発展学習として小貝川の変化と恵みを教えてほしいと依頼があり、ジオパークの専門員が出前授業を実施しました。
筑波山地域ジオパークでは見どころの1つに上郷エリアがあります。
このエリアでは小貝川がはぐくむ水辺の自然と、人々の営みに触れることができます。
出前授業ではこの上郷エリアを中心に小貝川について児童に説明しました。
小貝川は蛇のようにくねくねした形が特徴的な川です。
児童と一緒に川の様子を観察して、なぜこのような形をしているのかについて実験動画を一緒に見て考えました。
また、小貝川は周りに住む人々に恵みや災害をもたらしてきました。
川がもたらす恵みにはどのようなものがあるのか?どのような災害を引き起こしたのか?
身近にある川と人々がどのように共存してきたのかを紹介しました。
児童は教科書で習った「川の様子」では知ることができない身近な川の様子を知ることができ、とても興味深く授業を聞いてくれました。
授業の最後に行った質問タイムではたくさんの質問をいただきました。
ジオパークの出前授業を通して、身近な地域を知り、地域のことがもっと好きになってくれたら嬉しいです。