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筑波山南麓を巡るジオパーク現地学習を行いました!(2022/12/8)

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12月8日につくば市立東小学校6年生の児童と筑波山南麓でジオパーク現地学習を行いました。

ジオパーク現地学習では大地の成り立ちと、大地と生き物と人々の営みの関係を知ることができます。

今回は筑波山南麓にある、筑波山梅林、筑波山神社、平沢官衙遺跡、小田城跡歴史ひろばを訪れ、筑波山地域ジオパークの専門員、筑波山地域ジオパーク認定ジオガイド、つくば市文化財課職員の案内で、筑波山の成り立ちと恵みを紹介しました。

 

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筑波山梅林は、筑波山の中腹に位置する梅林で、筑波山地域ジオパークの見どころの一つです。

この場所では、梅林内では筑波山を構成する岩石や土石流跡を見学することができ、これらを見学しながら案内を聞くことで、筑波山が現在の姿になった過程や筑波山がきれいな形をしている理由を知ることができます。

 

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筑波山神社は筑波山を御神体とする神社です。

ここでは、山岳信仰の対象や霊場としての筑波山の側面を知ることができます。

筑波山は「常陸国風土記」の中で、「富士山と対照されるほどの山容を持っていることから、関東平野に人が住み始めた頃から崇められてきた」といわれています。

また、奈良時代末から平安時代初め頃には、筑波山寺が開かれ、有数の修験道の道場に発展した歴史があります。

案内のもと、中腹にある拝殿を巡り、筑波山が人々の心の拠り所であったことを知ってもらいました。

 

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平沢官衙遺跡、小田城跡歴史ひろばは筑波山・宝篋山の麓に位置する史跡です。

平沢官衙遺跡は今から千年以上前の奈良・平安時代の筑波郡の役所跡と想定される遺跡で、小田城跡歴史ひろばは鎌倉から戦国時代まで常陸国南部で最大の勢力を誇った小田氏の居城跡になります。

ここでは、筑波山の麓で生活していた人々の営みと筑波山塊との関わりを知ることができます。

平沢周辺の山地で産出する岩石は古墳の石棺・石室や中・近世の板碑 として、小田周辺の山地で産出する岩石は中世の石塔等に利用されています。

案内のもと、当時の歴史や人々の暮らし、人と筑波山塊との関わりを知ってもらいました。

 

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今後も、ジオパーク現地学習を通じて地域のことを深く知ってもらい、「地域の魅力を未来に残していきたいと思う気持ち」を醸成していきたいと思います。

 

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  • 2022年12月13日
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