笠間市立岩間第三小学校の六年生が「新たな体験活動」の中で筑波山地域ジオパークの霞ヶ浦ゾーン(石岡市エリア)に学びにきてくれました!
「新たな体験活動」は茨城県教育委員会が実施している体験活動プログラムのモデル事業です。
児童・生徒が自ら課題をもち、解決に向けて行動する力やコミュニケーション能力の育成につながる体験プログラムとして実施されています。
岩間第三小学校では、児童が筑波山地域ジオパークのまち映画「いしつちみずと、だいちのこえ」を鑑賞し、調べてみたいと思った場所を選び、実際にジオパークに学びに行く体験活動を行いました。
筑波山地域応援まち映画「いしつちみずと、だいちのこえ」
ジオパークは大地と自然、人々の暮らしの関係がわかる場所です。
児童が訪れた霞ヶ浦ゾーン(石岡市エリア)では、大地の恵みにより古代茨城の中心として繁栄した歴史を知ることができる場所です。
霞ヶ浦に面する石岡エリアは古代から湖の恵みを受けて栄えてきた地域です。
有史以前の遺跡や東日本で2番目に大きな古墳、国府跡など多くの文化財が集積しています。
また、霞ヶ浦の恵みにより発展した醸造業や、醸造業の発展とともに豪華になった「石岡のおまつり」など、文化・産業が豊かな地域です。
児童は石岡市の様々な場所を訪れ、大地と文化・産業の関係を体験しながら学びました。
常陸風土記の丘(石岡市)
石岡の古代から近世の歴史に触れることができる施設です。
龍神山佐志能神社(石岡市)
龍神山に鎮座する神社で、春になると神楽が奉納されます。
石岡市立ふるさと歴史館(石岡市)
国府跡を中心とした古代重要遺跡など、石岡の歴史を知ることができます。
舟塚山古墳(石岡市)
古墳時代中期に築造されたとされる、東日本で2番目に大きな古墳です。
今回は石岡市のジオパーク担当の職員が児童が自ら学ぶお手伝いをしました。
新しい場所を巡るごとに、職員から場所の説明が記載されたカードが手渡され、子どもたちは『お気に入り度』を書いたりして、楽しみながら石岡市について学んでくれました。
児童たちは霞ヶ浦ゾーン(石岡エリア)をジオパークという新しい視点で学びました。
今回の新しい体験活動を通して、児童がこの地域の素晴らしさに気づき、大切にしていきたいと思う心を持ってくれたら嬉しいです🤗