笠間市立岩間第三小学校の六年生が「新たな体験活動」の中で筑波山地域ジオパークの霞ヶ浦ゾーン(かすみがうら市・土浦市エリア)に学びにきてくれました!
「新たな体験活動」は茨城県教育委員会が実施している体験活動プログラムのモデル事業です。
児童・生徒が自ら課題をもち、解決に向けて行動する力やコミュニケーション能力の育成につながる体験プログラムとして実施されています。
岩間第三小学校では、児童が筑波山地域ジオパークのまち映画「いしつちみずと、だいちのこえ」を鑑賞し、調べてみたいと思った場所を選び、実際にジオパークに学びに行く体験活動を行いました。
筑波山地域応援まち映画「いしつちみずと、だいちのこえ」
ジオパークは大地と自然、人々の暮らしの関係がわかる場所です。
児童が訪れた霞ヶ浦ゾーン(かすみがうら市・土浦市エリア)では、霞ヶ浦の恵みと人々の生活の関係を知ることができます。
霞ヶ浦の成り立ちや、水の恵みを受けて暮らしてきた人々の歴史、発達した産業、霞ヶ浦の環境問題について学べる場所が小さなエリアに密集しています。
歩崎公園(かすみがうら市)
霞ヶ浦の環境を近くで観察することができます。
歩崎観音(かすみがうら市)
階段を登ると展望台があり、霞ヶ浦を一望することができます。
また、階段沿いの崖には露頭があり、地層から霞ヶ浦の成り立ちを知ることができます。
かすみがうら市歴史博物館(かすみがうら市)
霞ヶ浦漁業のシンボルであった帆引き船の模型(2/3スケール)をメインに、かすみがうら市の人々の暮らしを支えてきた漁業・農業に関わる民俗資料が展示されています。
茨城県霞ケ浦環境科学センター(土浦市)
「湖沼とともに生きる」をテーマに、霞ヶ浦の歴史・暮らし・生き物たち・水質・地球環境など様々な視点から構成された展示品が設置されています。
田村・沖宿地区(土浦市)
霞ケ浦環境科学センターからは、一面に広がるレンコン畑を見ることができます。
筑波山地域ジオパークの専門員がガイドとして参加し、子供たちが自ら学ぶ手助けを行いました。
児童たちは霞ヶ浦ゾーン(かすみがうら市・土浦市エリア)をジオパークという新しい視点で学びました。
今回の新しい体験活動を通して、児童がこの地域の素晴らしさに気づき、大切にしていきたいと思う心を持ってくれたら嬉しいです🤗