埼玉県立川越高等学校1、2年生の「サイエンス探究」受講者を対象に、筑波山地域ジオパークの専門員がジオパークエリア内を案内する巡検を実施しました。
本巡検では、日本列島の土台をつくる「付加体」と呼ばれる地質体を対象に、石岡市の龍神山や笠間市の滝野不動堂、福ちゃんの森公園などの見学地を案内しました。さらに、室戸ユネスコ世界ジオパークでの事例を参考に、付加体の形成過程をココアパウダーを用いた簡単な実験で再現し、日本列島の地質への理解を深めてもらいました。
日常生活では実感することが難しい日本列島で起きる大地の変動を、野外や実験で体感してもらえたら幸いです。