2023年3月3日(金)に、つくば市立秀峰筑波義務教育学校で4年生を対象にジオパーク出前授業を実施しました。
今回は「筑波山地域ジオパークで働く専門員の仕事」について教えてほしいと依頼があり、ジオパークの専門員が授業を行いました。
授業ではまず、筑波山地域ジオパークとは何かについて説明しました。
ジオパークは、人々の生活や自然と大地のかかわりに気づく場所であり、「大地の公園」と言われています。
実は、筑波山地域ジオパークの見どころの1つである霞ヶ浦は小学校5年生の理科の教科書の裏表紙に掲載されています!
続いて、筑波山地域ジオパークで働く専門員の仕事について説明しました。
筑波山地域ジオパーク専門員の仕事には、主に「守る」「伝える」「活用する」の3つの仕事があります。
「守る」では、地域の「宝」である地域資源の価値評価を行い、保全活動を進めています。
「伝える」では、小学生向けの出前授業や、学校の先生向けの研修のほか生涯学習教育の実施を行っています。
「活用する」では、パンフレット等での筑波山地域ジオパークの情報発信や、ジオツアーの造成、ジオパーク認定商品の審査などを行っています。
今回の出前授業を通し、自分たちの住む地域を活性化する専門員の仕事について少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです。