持続可能な社会の創り手を育むSDGs教育
2015年9月の国連総会において、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂生のある社会の実現に向けて、2030年を期限とする17の持続可能な開発目標(SDGs ; Sustainable Development Goals)が採択されました。
ユネスコ世界ジオパークはユネスコの正式プログラムの1つで、ジオパーク活動を通じて持続可能な地域社会の実現を目指しています。そして、持続可能な地域社会の実現を目指すジオパークの目標は、SDGs(持続可能な開発目標)と共通しています。日本ジオパークである筑波山地域ジオパークでも、ユネスコ世界ジオパークの基準に沿って持続可能な地域社会の実現を目指し、SDGsの達成に貢献できるよう活動を行っています。
筑波山地域ジオパークの学校教育支援事業では、SDGsを達成する上で必要な教育(ESD ; Education for Sustainable Development)に対する支援を行っています。ESDは持続可能な社会の創り手を育む教育です。学校教育支援プログラム『じおがく』で、文化多様性、気候変動、減災・防災、環境問題などをテーマに、オリジナルの教材による出前授業や体験プログラムを提供することにより、持続可能な社会の創り手を育成しています。