雪入から三ツ石にかけては筑波花崗岩が広く分布し、かつて石材として花崗岩塊が切り出された石切場跡が点在する。
雪入採石場跡地は、かつて採石中に燐灰ウラン石などの燐酸塩鉱物が日本で初めて発見された場所である。
現在ここは自然公園となっており、園内の遊歩道沿いでは、白雲母などの巨晶を多く含むペグマタイトの他、筑波花崗岩や筑波変成岩を観察できる。
付属のネイチャーセンターでは、野鳥や昆虫類をはじめ、公園周辺で見られる動植物をはじめ、岩石や鉱物が展示・紹介され、親子向けの生物観察会やジオツアー等も実施されている。