本地域には、砂質・泥質ホルンフェルスなどの筑波変成岩が広く露出し、これらの岩石の褶曲(しゅうきょく)や花崗岩質マグマ起源のアプライト脈などが見られる。
龍神山西麓に承和4年(837年)に創建された染谷佐志能神社の境内では、これらの岩石が作り出した独特の景観を楽しみことができる。
2016年、つくば市北郷の国土地理院にあったVLBIアンテナの後継となる次世代型VLBIアンテナが根小屋地区に設置された。
移設の背景には、この地がつくば市北郷よりも地盤(岩盤)が強固で安定しており、平坦な敷地で上空視界と電波環境も良好という地質・地形的理由が挙げられる。
このアンテナは、プレート移動などの地球規模での観測や、人工衛星の位置決定や測地サービスの高精度化にも貢献できる。