霞ヶ浦沿岸の、縄文海進後の海面低下で形成された平坦な低湿地帯は、国内第1位のレンコン生産地となっている。
沖宿地区は、霞ヶ浦が海だった頃に形成された州浜で、低地の中でもここだけは標高が4~5mとなっている。
また、この地区の漁港周辺にはヨシ原は、かつての霞ヶ浦の水辺の面影を残している。
霞ヶ浦を見下ろす新治台地上にある茨城県霞ケ浦環境科学センターでは、霞ヶ浦の地形・地質とその形成史や人々の暮らしの変化から、霞ヶ浦の生き物や霞ヶ浦での環境保全活動まで幅広く紹介されている。
また、霞ヶ浦流域での体験型の環境学習イベントや、市民団体や研究機関と連携したシンポジウムなども定期的に開催されている。